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2022年現役ブログ

2次試験対策~経済学部編~

投稿日時:2023/01/28(土) 01:14


こんにちは!3年の末次です。
昨日、かわいいヌオー(ポケモン)のぬいぐるみを頑張った自分へのご褒美として買いました。最高です。


さて、今回は受験生応援企画第3弾!
経済学部の対策について、ハンド部真面目ランキング多分1位・1年大野が書いてくれました。それでは、どうぞ!
 


こんにちは!一橋大学経済学部1年ハンドボール部大野雄哉です。今回は経済学部生として、一橋入試に関することの説明をしていきたいと思います。是非、最後までお付き合いください!
 
・経済学部の入試について
これは一橋大学入試全般に言えることですが、一橋大学の入試は2次試験の配点が高いので、共通テストに失敗した人も挽回できるチャンスは大いにあります。共通テストに成功した人はそのまま自信をもって、2次試験に挑んでください!経済学部の入試の特徴は英語と数学の配点が高いことです。数学で高得点をとれるのであれば、合格へかなり近づきますが、英語も侮ってはなりません。一橋大学を受ける学生さんはほぼ皆英語を得意としているので、英語が穴になってしまうと他の多くの受験生と差をつけられてしまいます。是非、配点の高い英語と数学は丁寧に勉強してください!
 
・勉強法について
経済学部の入試において配点の高い、英語と数学の勉強法について説明したいと思います!
〈英語〉
~長文~
もちろん1文1文を理解することは大切なのですが、一橋大学の英文読解問題で最も特徴的なのは、段落を超えた(またいだ)内容理解を比較的長めな記述式問題で問うてくるところです。(この問題はやはり配点が高いと思われる)段落を超えた理解というのは、筆者が具体例や抽象的な文を通して、結局何が言いたいのか、つまり筆者の主張をつかむということです。これをできるようにするための最も効率的な勉強法は、英文を「要約」することです。自分は過去問を解き終わった際に必ず200字以内の要約をするようにしていました。特に「一橋大の英語20か年」という参考書(過去問集)は文章ごとに要約の解答例を掲載してくれているので、自分はとても重宝していました!また、記述問題を解く際のコツとして、自分が英文を読んで理解したことをなんとなくまとめるのではなく、必ず根拠とする英文を見つけてそれを訳したもの(場合によってはいらない箇所を削る)を記述するようにすると、高得点を取りやすくなると思います。(段落を超えた内容をまとめる問題も自分なりの要約などを書くのではなく、根拠とする英文を複数見つける)
~文法~
自分が使っている文法書や単語帳を繰り返し読み込んで、知識をできるだけ完璧に近づけることはもちろん大切なのですが、意外と「文法問題に慣れる」ことも大切です。自分の経験として、解けなかった文法問題の解説を見てみると「あ、この知識知っていたのにー」となることが何度かありました。やはり知識を持っているのと、それを使いこなす能力といのは別物なのかもしれません。
~英作文~
とにかく「正しく、自然な英語」を書けるようにすることが大切です。長い主語は仮主語などを用いて、文の後ろに持っていくだけでも採点者からの印象はかなり違ってくると思います。「正しく、自然な英語」を書けるようにするために、自分がしていた勉強法は「英文暗記」です。英文暗記をすることによって、正しい文法知識を身につけられるだけでなく、自然な英文のつながり(内容が飛躍しないようにする)を会得することができます。
~リスニング~
苦手でした(笑)ただ、本番はかなり聞き取ることができました。今振り返ってみると、試験の直前の直前まで、聞きなれた音声を聞き続けたことが功を奏したのかなと思います。
 
・数学
数学を勉強するにあたって大切なことは以下の2点です。
基本を知る
その基本を問題に適用できるようにする
例えば一橋大学入試頻出の「整数」問題の基本は
「約数、倍数に注目する」(ユークリッドの互除法とか)
「余りに注目する」(合同式とか)
「不等式などによる範囲限定」(しらみつぶしの効率化)
が挙げられます。例えば、2014年前期の第1問はこれらの基本をフルに活用した問題なので、是非見てみてください。ただ、先程英語のパートでも説明したように知っていることと、使えることは別物なので、問題演習を通じて基本を応用することが大切だと思います。「基本を知る」ために自分がしていたことは、過去問を解き、そこで使われていた公式や解き方を自分が使っている参考書(自分はFocus Goldを使っていました)で確認し直す作業でした(類似問題を探して解く)。これによって難しい問題を、簡単な問題に分解することができ、基本をおさえやすくできるだけでなく、一橋数学の傾向もつかむことができました!(一石二鳥)
 
・ここから1カ月間の過ごし方、過去問の使いかたについて
自分は共通テストが終わってからは、過去問を解き、そこで足りなかった知識を自分がよく使う参考書や問題集で確認し直すという作業を繰り返していました。ただ、世界史の論述問題が苦手だったので、世界史は短文論述暗記を比較的重めにやっていたのと、国語は要約問題だけできるだけ沢山の数をこなし(20年分)、近代文語文と普通の現代文の問題は繰り返し読み込むことを意識しました。
正直、私立(早稲田、慶応)の対策はあまりしませんでしたが、ここは人によると思います。自分は国立にどうしても入りたかったので、一橋対策に時間を割きました。
夜更かし厳禁!健康第一!
 
・モチベーションの保ち方
自分が試験当日までにしたい勉強内容を1日ごとに予め決めておくことによって、「今日はこれやらなきゃな」と勉強に集中することができました。自分は、共通テストが終わってから私立入試が終わってからは、共通テスト利用の合格発表や、私立の一般入試があったため、あっという間に感じましたが、私立の一般入試が終わってから一橋入試までの1週間ぐらいがとても長く感じました。その時は無理することなく、家族としゃべったりしていました。
 
・体験談
試験当日は何が起こるかわかりません。自分の身に起こったハプニングとしては
・キャンパスに入ってから試験会場まで行くのに迷った
・試験監督の活舌が絶望的に悪く、注意事項が聞き取れない
・1つ前に座っていた人がすごい後ろに寄りかかってきて、よく机がずれる
 
自分なりのルーティーンを持っておくと落ち着くことができると思います。自分はシャーペンで手の甲をぶっさしていました。(今考えたら少し怖い)
やっておいてよかったことは、予めお手洗いの場所を確認しておくことです。休み時間中も並ばずに入ることができました。
合格が分かった時は泣いていました。(親が)ハイタッチして喜んでいました。(両親が)自分は予備校でお世話になった人に合格の連絡を入れた後、疲れていたので寝ました。(もちろん凄く嬉しかったです)
 
・一橋大学のいいところ
皆さんのような素晴らしい学生さんたちが目指す大学であるということ、これが何よりも一橋大学のいいとことを物語っている気がします。
一橋大学では自分のつまらないダジャレにもある程度反応してくれる(?)素晴らしい仲間に出会えます。勉強を頑張る人もいれば、部活を頑張る人もいる、課外活動に積極的に参加する人もいる。そんないろんな人に刺激を受け、楽しい毎日をこの大学では過ごすことができます。(あと、ハンドボール部があるところ)
 
・最後に
まずは(こんなつまらない文章を)ここまで読んで下さりありがとうございました。
自分が受験生時代、励みにしていた名言があります。
「Step by step. I cannot see any other way of accomplishing anything.」(ステップバイステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かくことだ。これ以外に方法はない。)(マイケルジョーダン)
まずは英単語1つから、焦らず残りの1カ月是非、皆さんなりの努力を続けてください!
皆さんの最後の一歩が合格へと辿り着くこと、そして3月10日に笑顔でいられることを心から祈っております。
是非、今年の春、一橋大学でお会いしましょう!

 

いかがでしたでしょうか。
大野の個性が溢れ出ている文章でした。1年生ということで、比較的新鮮な記憶をもとに書いてくれたんじゃないかなと思います。
勉強の息抜きにでも読んで是非参考にしてください!

次回は商学部対策について、3年田部が書いてくれます。きっと面白くてタメになる文章になっていることでしょう。お楽しみに!
末次
 

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