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2022年現役ブログ

二次試験対策~法学部編~

投稿日時:2023/01/22(日) 08:32


こんにちは!3年マネージャーの末次です。
最近の悩みは、なぜか毎回歯医者を予約した日時にことごとく後から違う予定が被ってくることです。いつまで経っても治療が終わりません、、

今回はいつもの近況報告ではなく、受験生に向けたコンテンツとなっています。
共通テストを終え、二次試験を約1か月後に控えた一橋受験生を応援したい!ということで、少しでもお力になれるようにブログ上でこれから数回にわたり部員の体験談に基づいたアドバイス的なことを掲載していきたいと思います。ぜひ、興味がある方は読んでいただけると嬉しいです!

第1弾は、法学部の二次試験対策についてです。ハンド部現役部員のなかでは唯一法学部に所属している2年今村が熱く語ってくれました。
それでは、どうぞ!
 

最近、救急車で運ばれて年始の予定がすべてパーになった今村です。
今は元気なのでご安心ください。

さて、受験に向けての寄稿ということで、唯一の法学部生である、この今村から学部入試のことを書きたいと思います。
もうほとんど忘れかけておりますが、頑張って思い出します。

執筆にあたり、今年度の入試のことを簡単に調べましたが、まだ願書の出願期間にあるようですね。
共通テストの結果を見て、学部を迷っている方がいらっしゃれば、少しでも参考にしていただければと思います。
法学部は、なんだかんだ共通テストの割合が一番多い学部です。もう既に多くの方がご存じでしょう。
一橋大学は、学部間のカリキュラムの垣根が低く設定されており、1年生の段階から他学部の講義であっても履修することができます。逆に法学部であっても、法学部の講義は必修が少なく、他の学部の講義を結構取ろうと思えばとることができます。かくいう私自身も、昨年の秋と冬の講義は社会学部の講義の方が多かったぐらいです。ですので、学部にそこまでこだわりがない方については、他の学部での受験も視野に入れて全然よいかと思います。
ただ、もちろん法曹コースへの登録を狙っている方は、転学部からの法曹コースへの登録が制度上想定されていないように思われますので、他学部からの転学は難しいと考えられます。したがって、そのような方は法学部にきちんとこだわった方がよいでしょう。さらに、数学の講義が必修でないのは、唯一法学部のみであります。第二言語の講義は必修となってしまう点は、社会学部と一緒ですが、語学が得意で数学が苦手という方は、法学部を視野に入れてもいいのかもしれません。今さらの話かもしれませんが、、、

やり方は皆さんの方法があると思いますので、抽象的な入試自体の話に入っていきます。
先ほどの話にもかかわらず、法学部の入試では社会学部の数学の配点130点よりもはるかに大きい180点が数学に設定されています。これは、論理的思考力が法学部において必要とされているからのようですが、求められているからには力を抜くことができないでしょう。特に論理的思考力が図られている以上、論証を丁寧に書けていることは必須でありますので、この時期はしっかりと答案を先生などに添削してもらうことが大切になってくると思います。
一方で、英語のテストは280点が配点されており、社会学部と並んで最も大きな点数割合を占めます。語学が要求されていることは間違いなく、一番重点的に取り組むとよいかと思われます。
社会は160点が割り当てられており、数学と英語よりも配点は低いです。倫理政経で受験を当時しましたので、その話を書きたいのはやまやまですが、残念ながら廃止されているので書けません。田部さんなら書いていたかもしれませんが。ただ、日本史も世界史も地理も、一橋の教授陣が作る入試内容は非常に意味不明レベルに近く、完成度をあげることを考えると、法学部ではその優先度が低いと言っていいと思います。やりこみたくなる気持ちは分かりますが、ほどほどに、配点の大きい英語にとにかく力を入れましょう。
最後に残ったのは国語ですが、110点の配点と無視してもいいかのような扱いです。げんごをあつかって法律を学ぶのに、これでいいんでしょうか。かつての中学受験で国語偏差値が常に60以上あったというたかしさんに聞いてみたいものです。きっと何も考えずに全然違う話だけが返ってきそうなので、やっぱりやめておきます。冗談はさておき、国語の配点が低いからといって、私は国語の勉強をおろそかにしてよいということではないと考えています。過去問をやりこみだした皆さんは、十分に理解されていると思いますが、一橋の社会や数学においては、とにかく記述記述記述です。英語も短い文字数で多くのことに応える人湯があったり、やや難解な英作文が出題されたりしますますが、これらはすべて国語力が多角的な視点で総合的に測られているのだと思います。したがって、配点は低くとも、国語の記述の練習を丁寧にこなすことは、結果的に他の科目に効いてきます。要約問題を除いて、基本的に短く解答が求められる一橋の国語では、情報の取り出しと加工と合わせて、問いの応答性をかなり意識しないといけません。あまりに記述したい情報を集めすぎてしまったり、適度に言い換えができなかったりしてしまうと、記述の問いに答えるという要素は相当質の悪いものになってしまいます。例年公開される出題意図のなかには、「ただ単に論点を列挙するだけでは不十分であり、それらを元の文章の論理構造に沿って再構成したうえで、新たな文章として表現する必要がある。」と書かれているくらいです。私は「新たな文章として表現」という文言を解答作成の羅針盤にしていました。

長くなってしまいましたが、これ以上書いても予備校の出す情報には勝てそうにありませんので、やめておきます。とにかくこれを読んでいる受験生の皆さんが合格できるように祈っています。
入試も大詰めだと思います。頑張ってください。

今村

 

いかがでしたでしょうか。受験勉強の一助になれば幸いです。

次回は、社会学部の二次試験対策についてお届けします。お楽しみに!
末次
 

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